犬を診る医者と横になっている犬猫
犬を診ている医者

犬と猫が罹りやすい病気は、外耳炎や皮膚炎です。外耳炎は耳に炎症が起きてしまう病気ですが、軽度の場合点滴を差して治療します。重度になると通院や手術が必要なこともあります。

犬がかかりやすい皮膚炎は膿皮症と呼ばれ、膿を伴った発疹が出ます。その他にはアレルギー皮膚炎やアトピー皮膚炎、マラセチア皮膚炎なども犬に多い皮膚炎です。猫の皮膚炎として知られているのは皮膚糸状菌症で、発症すると痒みを伴ったり、脱毛と言った症状が出ることがあります。ミミヒゼンダニ症など、猫は感染で皮膚炎を発症する傾向があります。犬もノミ・ダニで皮膚炎を発症してしまうことがあるので、日頃から注意が必要です。

子犬は他の年齢の犬よりも、下痢や嘔吐しやすいと言われています。原因は多岐にわたっていますので、続くようなら動物病院で検査を受けたほうがいいでしょう。子猫に多いのは猫風邪と呼ばれる病気で、猫カリシウイルスやマイコプラズマと言ったウイルスに感染することで引き起こされます。くしゃみや鼻水など、ヒトの風邪に似た症状が出たり、猫カリシウイルスによる感染の場合は、口内に潰瘍ができます。

膀胱炎や嘔吐などもかかりやすい病気です。嘔吐は目に見えて出る症状ですし、膀胱炎になるとおしっこの量が減ったり、出なくなるのですぐに分かります。どの病気も長引いたり手当が遅れると重症化する恐れがあるので、いつもと違うと思ったら、すぐに動物病院で診察を受けるようにします。

動物病院では、犬猫の定期健診を行っているところもあります。大型犬は生まれてから最初の1年でヒトでいうと12歳くらいに成長し、その後1年毎に7歳ずつ年をとっていきます。小型・中型犬は、最初の1年でヒトの24歳ほどになり、その後1年毎に4歳ずつ年齢を重ねていきます。人間よりも加齢のスピードが早いため、1年に1度定期健診を受けることが無難です。10歳以降なら半年に1度でもいいでしょう。

猫は生まれてから1年後に人間の7歳となり、3歳でヒトの28歳、その後1年毎に4歳ずつ年をとると言われています。猫も加齢のスピードが早いため、定期健診は最低でも年に1度受けることが望ましいです。

医療機関によって定期健診の内容は変わりますが、通常は問診から始まり、体重測定や触診、血液や糞便検査が行われます。レントゲンや超音波エコーが加わったコースもあります。費用も病院によってばらつきがあり、基本コースの費用の相場は10,000円前後となっています。

ペットは自分で不調を言葉で伝えることができず、飼い主も見逃してしまう恐れがあります。ノミ・ダニ対策に加え、定期健診を受けることで、大事なペットの健康を守ることができるでしょう。

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